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こんばんわタクヤです。@f_c_t77
大阪に出張に行っていたので少し投稿が空きましたが看護師の仕事が100倍楽しくなる方法第3回です。
今回のネタはこちら
目次
その③相談上手になれ
看護師の仕事が辛いみなさん、うまく上司や同僚に相談できていますか。
仕事を楽しくするために大切な条件として人間関係を良好にする事は絶対的に外す事はできません。
人間関係を良好にするため、というと調べればたくさん出てきますが、看護師という仕事に置いてこの相談上手になるという事はとても大きな意味を持ちます。
相談内容にもよりますが、相談することがほとんど人間関係を良好な方向に持って行ってくれます。
相談されることによる心理的な影響
誰かに相談されると、人間は以下のような心理が働きます。
・自分のことを頼ってくれている。 ・相談相手に選ぶという事は自分のことをを悪く思ってはいない。 ・相手の期待に応えてあげたい。 |
そもそも相当嫌いな相手でもなければ、上記のように相手は思います。
内容はどうか、問題が解決するかどうかは一旦おいて置いたとしても、相談される方からすれば嫌な思いはしませんよね。
誰かの為に何かをしてあげることが出来るのは、人間の自己効力感をあげることにも繋がります。相談する方にも、される方にもプラスになる為、この相談というものを、
問題解決のためのツールではなく、人間関係を構築するためのツールという目的で意識して使えるようになるとかなり仕事が楽になります。
相談を使い分ける
相談は以下のように使い分けられ、目的によって誰を相手するかを選ぶ必要があります。
①問題解決を目的とした相談
相談する相手:その解決方法を知っている先輩、専門職
問題を解決する、知らないことを教えてもらうための相談は、それを知っている相手に聞かなければほとんど自分の為にならない答えしか返ってきません。
例えば私は将来的な目標のひとつに訪問看護ステーションの経営をしたいという思いがあり、その為にどのようにステーションを立ち上げるのか、どのような勉強したら良いのかと行ったことを知りたいと思っています。これを解決する為には誰に相談すべきでしょうか。
答えはもちろん訪問看護ステーションの経営をしている人です。実際に経験したことのある人、間違いの無い知識を持った人を探して相談する必要があります。もちろん師長や同僚に相談しても話は聞いてくれるかもしれませんが、実際に経験の無い人の意見を信じて行動をするのはあまりにも危険です。
②ストレス解消を目的とした相談(グチ、陰口)
相談する相手:友達、信頼の置ける同僚
相談してはいけない相手:上司、それほど仲の良いわけでは無い同僚
これは相談というよりグチ、陰口です。私も聞くことがあるのですが
「〇〇さんにこんなこと言われたんやけど、あの言い方どうにかならんかな。」 「あの子ああいうとこ困るんやけどどうにか治らんかな。」 |
など結構聞きます。
ストレスというのはほとんど対人関係から生まれるものです。つまりその発散のための相談は対象がいるということです。
そういう相談は実際には解決を求めていないこと多いですよね。言うことで共感してくれる仲間を増やす、自分の正しさを理解してもらうために話をしているのが実際では無いでしょうか。
基本的に相手を変えようとしても変わりません。結局グチや陰口で終わることがほとんどでしょう。これによりストレス発散という目的では一応の解決にはなりますが、言う相手には注意が必要です。
この相談をしていいのは本当に仲の良い人だけです。更に言うとその内容を他の人に言わない人です。
逆に一番タチの悪いのは別に仲良く無い同僚です。仲は悪く無いけど、一緒に遊びに行くほどでも無い相手です。
それはなぜかと言うと陰口を聞いた相手は、一応に同情や共感はしてくれるかもしれませんが。同時に
・もしかしたら自分のことも悪く言ってるかもしれない。 ・内緒の話なんかも知らないところで言われるかもしれない。 |
と言う心理も働きます。万一それが他の人に伝わってしまい、更にはグチの対象にまで伝わってしまえば関係は更に悪くなります。
更にはその本人からの見られ方も良くはなりません。
どうしてもグチを言いたいけど言える相手がいないのであれば、相談内容は
「自分のどこが悪かったのだろうか、改善する為には自分には何ができるのだろうか。」
と言う内容で話をするようにしましょう。
③人間関係を良好にするための相談
相談する相手:仲良くなりたい上司、同僚
最後に今回のテーマである人間関係を良くするための相談です。これはどんな相手に使ってもOKです。この相談は内容が重要です。
相談の内容は
・自分の成長に関する悩み
これに絞るといいでしょう。
例えば
「周りの同僚と比べて成長が遅いような気がするけどどうすればいいでしょう。」 「疾病に関してのアセスメントがうまくできないんです。」 「仕事の忙しさに追われて患者さんのことをちゃんと見れてないような気がするんです。」 |
などです。
こう言った内容に関しては、先輩や同僚の経験からアドバイスが出来ますし、第三者もいないため陰口などにもなりません。
なんなら向上心も伝わりますし、実際に身になるアドバイスをもらえるかもしれません。
本当に悩んでいなくても、コミュニケーションツールとしてこの相談を意識的に出来るようになると、かなり人間関係が良くなります。
弱さをさらけ出してくれる人には心を許しやすくもなります。
ただし、この相談をするときにもう一つ大切なことがあります。それは
・受けたアドバイスに対して得られた結果を相手にアウトプットする
と言うことです。
例えば
「先輩に言われたようにやって見たらうまく行きました。本当にありがとうございます。」 「アドバイスしてくれたおかげで少し楽に仕事ができるようになりました。」 |
等です。
ただただ相談に乗ってもらうだけだと話しても全然アドバイスが活用されてないと思われてしまったら逆効果になってしまう場合もあります。
うまく言ったかいかないかは別として、実際にそのアドバイスを信じて行動してみた、と言うことを結果と合わせて感謝の気持ちを添えて伝えるように出来たら完璧です。
まとめ
相談上手と言うのは、ただ相談しまくれば良いと言うわけではなく、上記の通り目的別で相談をツールとして使え分けれるようになることを言います。
看護師が辛くて辞めて行く人はそのほとんどが相談下手であることが多いです。
相談することは決して悪いことではありません。自分を守るため、仕事をしやすくするため、看護師を楽しむために必須となるスキルです。
・私人見知りだから
・今更相談すると怒られるから
・プライドが許さない
と言う理由を挙げて相談しない看護師もいますが、そうするとどんどんコミュニケーションが取れなくなり負のスパイラルに陥ります。
別に同僚と仲良くなりたいと思わないかもしれませんが、自分が働きやすい環境を作ることを目的にこの相談というツールを使って見てはどうでしょうか。
何より看護師の場合
職場の人間関係は患者への質の高い看護を提供することにも大きな影響を与えます。
これを一つ念頭において欲しいと思います。
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