【地域医療を志す看護師必見】紅谷浩之先生と会ってきました:その①

こんにちはタクヤです。@f_c_t77

今回のテーマ

・紅谷浩之医師と話した今後の地域医療についての話をしたけどそこに至るまでの経緯 

 

先日福井の地域医療の先端を走る紅谷浩之医師に会って、今後の地域医療について、そしてその中で看護師がどのような働きを求められて行くのかを話し合ってきました。

 

本当に多くの刺激を受けることが出来たので、その内容を是非記事にさせていただことと思ったのです。内容が長くなるので2パートに分けて書きたいと思います。

今回は対談させていただくまでの経緯を話しています、対談内容だけ知りたい方はこちらからどうぞ。

【地域医療を志す看護師必見】紅谷浩之先生と会ってきました:その②

紅谷浩之医師のプロフィール オレンジホームケアクリニック院長

 

オレンジホームケアクリニック院長

2001年、出身地・福井市で「町医者」になるべく福井医科大学(現・福井大学)医学部を卒業。同大学附属病院に新設された救急総合診療部にてER型救急のトレーニング、福井県名田庄村(現・おおい町)や高浜町の診療所を経て福井市に戻る。市内には医療資源が豊富にもかかわらず在宅医療だけスポットが当たっていないことに違和感を覚え、勤務医として在宅診療クリニックの立ち上げに携わり、2011年にオレンジホームケアクリニックを開設した。

2012年に医療ケアが必要な子どもとその家族をサポートするチーム「オレンジキッズケアラボ」、2013年には福井駅前に「みんなの保健室」、2015年には軽井沢に期間限定の滞在スペース「軽井沢オレンジキッズケアラボ」、2016年には外来診療を立ち上げるなど、数多くのプロジェクトを実践している。

写真&文章引用:http://coffeedoctors.jp/doctors/3155/

 

福井県で医療者として働き、地域医療を目指す看護師ならこのオレンジホームケアクリニックの名前は一度は耳にするほど有名な診療所です、その院長である紅谷浩之医師の働きは医師としての固定概念に捉われることなく、地域医療全体を見て地域の人々に必要となるサービスや関わり方を考え、実践している方です。

医療は人の生活の中の1イベントに過ぎず、医師だから偉いとか立場が上などといった考えは無く、常に病院の患者、地域の利用者、働く従業員全ての人とフラットな関係性を持った方でした。

 

全国的にはどうかは分かりませんが、県外にも活動の幅を広げており、福井のTVなどのメディアでも度々特集を組まれるような人です。

 

オレンジホームケアクリニックについて

オレンジホームケアクリニックは24時間365日の診療体制を持った福井県最初の在宅医療専門クリニックです。

地域のクリニックとしては珍しい複数医師が常勤として働き、地域で過ごす人々の往診や健診などを始め、訪問看護部門や地域の健康保険室など地域に根ざした複数の在宅医療を展開しています。

それらを通して「住み慣れた場所で幸せに自分らしく生きて行く」ことをお手伝いすることを目的として開設されたクリニックです。

病院や施設のように患者や利用者としてでなく地域で過ごす人々とフラットな関係を持ちそれぞれの「こう生きたい!」を実現するために本当にいろいろな活動をされています。

 

詳しくはホームページをご参照ください。

オレンジホームケアクリニックHP

 

紅谷浩之先生と話をさせていただくまでの経緯

元々私は訪問看護ステーションを開きたいという目標がありましたが、それを目標に実際に病院で働いている中で、単に訪問看護ステーションを開くことを目標にしていてはダメだと考えるようになっていました。

 

そもそもなぜ訪問看護ステーションを開きたいと思っていたかと言うと、自分の過去の出来事、そもそも看護師を目指そうと思ったきっかけに関係します。

 

脱サラして看護師を目指した理由

 

私の祖父は寝たきりの祖母とずっと家で生活したいと考えている人でした(直接は聞いてないけどきっとそうだったと思う)。

 

私は祖父のようになんとか自宅で生活を続けたいと考える人々のために力になれる看護師になりたいと言う思いから訪問看護師を目指し、さらには看護師が管理者になれると言うことからステーション自体を自分で立ち上げたいと思うようになったのです。

 

現在、約8割の人が最期を在宅で迎えたいと言う思いがあるにもかかわらず、実際には約8割の人は病院で亡くなると言う現状があります。

 

この理由は医療の発展や家族構成の変遷など様々な理由が関わってきますが、昔は在宅死が当たりまえでした。

 

医療が発展し、看護師の質も上がってきたはずなのに多くの人が最期にはこんな死に方は嫌だと思う死に方で死んで行く現状をなんとか変えていきたい、多くの人が自分のこうありたいと思う生活を継続し、そして希望通りの最期を迎えていけるように自分の力を使いたいと強く思うようになっていきました。

 

福井の地域医療の実際を調べまくる日々

私は訪問看護ステーションをやろうと思った時点で、このまま病院で働いていても誰もその方法を教えてくれないし、ステーションの現状も知らないと感じたため、以下のような行動に出ました。

 

・訪問看護ステーションの経営者や訪問看護師にあって話を聞きまくる。

・県庁に突入し、訪問看護ステーションを始め社会福祉サービスの現状や利用者数などの地域のニーズを調べる。

・訪問看護関係の研修に出まくる。

・介護保険、医療保険の勉強をする(具体的には介護福祉経営士の勉強)。

 

しかし実際に色々聞いたり調べていく内に、いろいろな疑問や問題点にぶち当たることになりました。

 

地域医療の現状や問題点、訪問看護ステーションをただやればいいってもんではない

私が不安になったのは以下のような点です。

 

・多くの看護ステーションが経営自体を継続することが大変で、如何に多くの1日当たりの訪問件数を増やせるかが課題になっている。

・医療保険や介護保険で点数を取れる行為自体がメインとなっておりその人の生活自体にフォーカスを当てて関わること自体が実際問題難しい。

・営利目的の他業種が参入している現状、個人でうまく経営できている訪問看護ステーションは非常に少ない。

・現状の訪問看護は病気をして退院した後の疾患やADL低下の部分への介入が基本となっている。

・多くの看護師が訪問看護をキャリアダウンと感じている。

・そもそも多くの利用者や看護師自身が訪問看護の存在価値に気づいていない。

・結局何かあれば病院頼りになりがちである。

 

他にも色々ありますが、なんと無くこのまま訪問看護の道へ進んでも、本当に自分のやりたいことをやれるのか、地域で安心して暮らしていける人を増やしていくことができるのか言う大きな不安に駆られることになったのです。

 

たまたま紹介された訪問看護ステーションの説明会のゲストが紅谷浩之医師だった

アポイントも無しに県庁に出向いて「福井県の社会福祉事業の現状を教えてくれ!!」と言ったもんだから、はじめは

 

「なんだこいつ( ;´Д`)」

 

って目で見られましたが、話していくうちにご理解ももらい、ネットでは出回らない情報もいただき、さぁ帰ろうかとしたところで

 

「あ、明後日こんなイベントがあるんでよかったらどうですか」

 

と渡された広告がとある訪問看護ステーションの事業説明会でした、そもそもすぐに訪問看護ステーションに就職する目的はなかったのですが、そこで目に止まったのが

 

「ゲストに紅谷先生くるやん(・Д・)!!」

 

って所でした、紅谷先生のことは以前から知ってはいましたが、そもそも会うきっかけも無ければツテもなかったので、これはチャンスだ!!と早速参加申し込みを行いました。

 

当日紅谷先生の話に心を打たれる

事業説明会の当日、メインは訪問看護ステーションことでしたが、俺はそこは全く上の空で、紅谷先生の話に全神経を集中していました。

 

後半紅谷先生がご登壇され、現在の地域医療の現状やオレンジホームケアクリニックの活動の紹介をされたのですが。。。。

 

もうホント目から鱗どころかコンタクトや網膜まで剥がれるんじゃねぇかと言うくらい

 

「これ、俺がやりたかったことそのものやん。゚(゚´Д`゚)゚。」

 

と言うのが俺の感想でした。

 

その後質問コーナーがあったので、私は即座に手をピンピンに挙げて

 

思いの丈をぶつけたわけです。

 

今まで調べて聞いて思った不安や疑念など、

 

まじ一人でどんだけ尺取るんだよ!ってくらい喋りました。

 

多分メインの訪問看護事業所の人は

 

「こいつ何しにきたん!?」

 

って思ったかもしれません。

 

でも紅谷先生はしっかりと話を聞いてくれました。

 

そして説明会は終わり、帰る際に紅谷先生に挨拶をすると

 

「現在の医療の形も、看護師の働き方もどんどん変わりつつあるから、その不安は全然間違ってない。よければオレンジホームケアクリニックの方で働いている若い子もいれて一緒に話をしませんか?よければまたメールください。」

 

と名刺を渡してくださったのです。

 

内心

 

キターーーーーーーーーーーー٩( ‘ω’ )و

 

って感じでしたよね。ホント嬉しかったのを覚えています。

 

いや、ホント行動することの大切さを見にしみて感じた瞬間でした。病院で働きながら本を読んだりネットを見てても絶対に紅谷先生と話をする機会なんて訪れませんから。

 

と、そんなこんなでいつも通り前置きが長くなりましたが、紅谷浩之医師と話をさせていただくようになった経緯について話しました。

 

次回はメインとなる今後の地域医療について話した内容について記事を書いて行こうと思います。

 

 

 

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