私が救急外来に絶対行かない理由

こんばんわタクヤです。

今日うちの友人がこんなことを言ってました。

 

「昨日めっちゃ頭痛くなって救急外来受診したのに痛み止めもらって終わりだった、適当すぎじゃね?」

 

これ聞いて私は

 

はぁ( ;´Д`)(まだこんなこと言ってんのか・・・)

 

って思ってしまいました。

 

 

みなさんは救急外来を利用したことはありますか?

 

私も過去に一度盲腸で夜中に受診したことがあります。

その時は緊急手術になったのですが、それ以来一度も受診したことはありません。

 

ちなみに私が看護師になって、救急外来の中身を知ってから

 

絶対に救急外来を受診するのやめようと強く思うようになりました。

 

みなさんは救急外来がどのような場所だと思って、どのようなことをしてもらおうと思って受診しますか。

 

今回は実際に病院で働いて知った救急外来の裏側を知ってもらい、正しい救急外来の利用の仕方というものを考えてもらおうと思います。

 

※ちなみに今回の記事はあくまでイチ看護師の意見なのでそのまま鵜呑みにはしないように、あくまで救急外来というものについて考える一つの意見として見てください。

 

私が絶対に救急外来に行かない理由

絶対にというと語弊があるかもしれませんが、正しい理由としては

救急外来の存在理由をしっかりとわかっているつもりだからです。

主な理由としては2つあります。

 

①普通により高いお金を払うだけの価値を見出せないから。

②そもそも救急外来は時間外において病気そのものを治す場所では無いということを分かっているから。

 

実は救急外来に受診すること自体はそれほど高い金額を取られるわけでは無いのですが、それでも普段よりは高い医療費がかかります。

しかし、その割にしてもらえると予想される対応が圧倒的に時間内に受診をするより悪いのです。

 

救急外来に受診するメリットとデメリットをよく考えると、行くメリットのある症状と行ってもデメリットしかない症状っていうものがあるのです。

 

これからそのことについて詳細に説明して行こうと思います。

 

救急外来の料金の料金について

みなさん救急外来では普段病院にかかるより費用が多くかかるのは何となくわかりますよね。

まずはその料金がいくらになるのかを説明します。

 

救急外来の料金

まずは基本の初診料もしくは再診料がかかります。これは救急外来じゃなくても同じですね。

・基本初診料:2820円

・再診料:720円

 

これに加え、どの時間帯に受診したかで以下のように時間外の加算が料金に追加されます。

 

例:深夜3時に腹痛で救急外来に初診で受診し、した場合。

初診料:2,820円+深夜加算:4,800円=7,620円 

 

これに薬が出れば調剤費2倍でプラスされます。

もちろん検査などがあればさらにこれに追加されますが、検査は深夜割増などはありません。

 

もちろん保険が適用されますので、このままの金額ではなくトータルの3割を負担します。

 

つまりは最大でも追加されるのは深夜割増での4,800円と藥の調剤費の上乗せ分なので、保険適用されると考えれば負担する追加料金は約1,500円程度とそれほど大きな金額にはなりません。

 

もちろん後期高齢者であれば負担金は最低で1割負担なのでもっと金額は小さくなります。

 

ちなみに幼児はもうちょっと高くなる

上記は成人での料金なのですが、幼児(6歳未満)の場合は上記とは別にさらに追加料金が発生します。

・初診料:3,570円(通常+750円)

・再診料:1,100円(通常+380円)

 

とそもそもの初診料、再診料が上乗せされています。

これに加え時間外の加算も成人と比較して高めに設定されています。

 

 

例として3歳の子が発熱で深夜2時に救急外来に受信した場合

初診料:3,570円+深夜加算:6,950円=10,220円

 

これに加え、幼児の場合は検査の料金も割増しになります、ここが成人の場合との違いです。

ちなみにこの検査は心電図検査、超音波検査などの「生体検査」が対象でレントゲンやCT、MRIなどの画像検査は含まれません。

 

このような理由で幼児の場合は救急外来に受信するとやや高めになる可能性があります。

 

救急外来の医者は非専門医と研修医

救急外来では救急が専門の医師がいると思っている人が結構多いのですが、

 

それは大きな勘違いです。

 

救急外来にいるのは当番制で担当している医師と研修医がペアでいることがほとんどです。

 

小さい病院であれば医師が一人だけ、さらに悪ければ研修医が一人だけという病院もあります。

 

なので、例えばお腹が痛くて受診しても、診察してくれるのが耳鼻科の先生である場合も全然あります。

 

腹痛で消火器の医師、頭痛で脳神経の医師など症状に合った医師がたまたま救急外来の当番になっていることはほとんど無いのです。

 

もちろん、緊急を要する場合には各専門毎に拘束医がいて連絡をすれば来てくれるようになっていますが。

 

基本的に寝ている医師を叩き起こしてまで呼ぶようなことは

 

・血を吐いてぶっ倒れる

・意識失ってる

・明らかに脳出血とか脳梗塞してる

 

ってレベルじゃないと呼んでくれません。

 

そもそも自分の足で受診出来るような患者であればまずもってそこまでの緊急性は無いと判断されがちなんですよね。

 

なので、仮に本当はとっても大変な疾患だったとしても、その場で適切な診断をして適切な治療をしてくれる可能性は極めて低いわけです。

 

基本的に救急外来でされることは以下のようなことです。

 

***************************

問診。

必要あれば検査、とりあえず対症療法の薬を出す。

これで治らなければまた営業時間内に受診してください。

***************************

 

(・Д・)ポカーン

 

本当にほとんどこれで終わります。

 

なので、

 

なんだか頭が痛い。

なんだかお腹が痛い。

なんだか気持ちが悪い。

なんだか体が痛い。

なんだか喉が痛い、咳が出る。

 

くらいの症状だとまずもって鎮痛剤と整腸剤あたりの当たり障りのない薬を出して終わりです。

 

正直これくらいであれば近所の薬局で買った常備薬飲むのとそれほど変わらん訳です。

 

これだとわざわざ多めのお金を払って救急外来に行く理由ってあんまり感じられなくありませんか。

 

ちなみに・・・・

豆知識ですが、咳が出て喉がいたいからなどで「とりあえず抗生剤ちょうだい」って言う人も多いですが。

基本的に医師は初回から抗生剤を出したがらないので、救急外来ではほぼ出してもらえないものだと思った方がいいです。

 

 

なぜその程度のことしかできないのか

でもこれは決して医師や研修医、そもそも病院が悪いというわけではありません。

 

・専門医でないので仮に夜間に大掛かりな検査をしてもハッキリとした原因を突き止めるのは難しい。

・本当に救急対応が必要な患者のために軽度の患者のために時間を避けない。

 

という大きな理由があるのです。

 

あくまで彼らの一番の役割は

 

緊急かどうかの判断を行うことです。

 

そして緊急でなければとりあえずの応急対応をして次回の受診につなげることが目的な訳です。

 

救急外来にくる人すべてに適切な診断をし、適切な治療をすることはそもそも無理なのです。

 

これは救急外来に限ったことではありませんが、症状ひとつひとつの原因をハッキリとさせるには多くの検査と専門医の判断が必要になります。

血液検査一つにしたって数時間かかることもありますし、感染症などは細菌の判定に数日かかることもあります。

 

症状が軽度になればなるほどその判断は難しくなりますので、とりあえず対症療法で様子を見て、治ったらラッキー、治らなかったら専門医に、といった流れになるのは仕方のないことな訳です。

 

そもそも逆に非専門医や研修医にとんでもない難病の可能性を指摘されてメチャメチャ強い薬とか出されても怖いでしょ( ;´Д`)!!

 

だから私は基本的には本当にやばい時以外は救急外来には行こうと思えません。

 

救急外来に行くべき状態、行かなくてもいい状態

上記を踏まえた上で、救急外来に行くべきか行かないべきかを私の独断と偏見でまとめて見ました。

行くべき症状

・体の一部が動かない、呂律が回らない

 →脳梗塞の可能性あり、なんなら119に電話しましょう。

 

・今までに経験したことのないレベルの頭痛

 →脳内出血の可能性あり、これもまじ119。

 

・意識が飛びそうなほどの腹痛

 →消化器内での出血の可能性あり。

 

・強い胸の痛み

 →狭心症、心筋梗塞の可能性あり、まじ119番。

 

・骨折

・大量の出血を伴う創傷

 

行かなくてもいい症状

・なんとなく頭が痛いのが続いている。

・なんとなくお腹が痛い。

・なんとなく気持ち悪い、吐き気がする。

・なんとなく体の一部が痛い。

 

とまぁこんな感じです。

いざ書いてみると、そんなん言われんなくても分かるわ!って思うかもしれませんが実際そんな症状で救急外来にくる人本当に多いんです。

コンビニ受診と言われるやつで、とりあえず薬欲しいから救急外来に受診するなんて人もいますからね。

 

小児の場合は判断が付きづらいのでまずは小児救急電話相談へ

上記は大人であれば自分で症状の判断が付きますが、小児の場合はそうは行きません。

特にお母さん方、特に1人目の子供の場合などは子供が辛そうにしてたらとても心配になりますし、救急に連れて行くべきかどうかとても迷うこともあるかと思います。

痙攣を起こしてすぐに病院に連れて行ったはいいもののただのひきつけで終わってみればケロッとしてる、しかししっかり救急での料金は取られるなんてことはザラにあります。

 

そんな方へオススメしたいのが

 

小児救急電話相談です。

電話番号は#8000です。

 

子供の症状を確認してもらい、救急への受信が必要かどうか、必要なければどのような対応をするべきかなど小児医師や看護師から的確なアドバイスをもらえますので、子供が意識を失っているとか、呼吸が止まってるとかめちゃめちゃ緊急な場合を除いてはまずはこちらに電話することをオススメします!!

 

まとめ

以上が私が救急外来に行かない理由です。まぁ行かないというか、これまで行くメリットのあるほどの症状に見舞われたことが無いっていうのが正しいところなのですが、

 

もう一度言います。

 

今回の記事はあくまでイチ看護師の意見なのでそのまま鵜呑みにはしないように、あくまで救急外来というものについて考える一つの意見として見てください。

 

そして別に大した症状じゃなければ病院を受診するなというわけでは無く、あくまで救急外来ってこういう場所なんだよ、本当に今行くべきか考えて可能なら朝まで待って営業時間内に病院に行った方がいいよ。ってことが言いたいのです。

 

さらに言えば別に私も救急外来のジャーナリストでは無いので何個も救急外来を見てきた経験があるわけではありませんから、今回述べたことが100%その通りだとも言うつもりはありません。

 

なので一応言っておきます。

 

この記事を見て

「はぁてめぇ救急外来ナメンナヨ(´・Д・)」って思った人いたら

 

 

 

ゴメン!!!!

 

 

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